自分の幸せは自分で決める。ーCathie.BLACK『成功する女性の教科書』感想
社会人になって三ヶ月。
図書館員という仕事は思いの外体力を消耗し、しかも図書館は全然安全な場所じゃないってことが分かってきた。しかしまぁ、体力のセーブの仕方とかメンタルの調子を整えるすべなんかを少しづつ学び、そこそこ時間に余裕のある生活を送れつつある。本を読む時間が取れるようになってきたのは、本当に嬉しい。
最近興味があるのは、女性の生き方に関する本だ。有名(あるいは無名)な女性の伝記や回顧録や、女性向けの自己啓発本を読むようになった。
今日、Cathie.BLACK『成功する女性の教科書』を読み終えた。
理想の人生というのは、当然だけれど、人によって違う。
女性の場合だと、仕事も家庭も両立させたいという人もいるし、子どもができたら家庭に集中したいという人もいるし、仕事もそんなにしたくないし家庭も持ちたくないという人もいる。他にもいろいろあるだろう。
ちなみに私は三番目だ。子どもを産む気はない、というと「じゃあ仕事をバリバリするのね」と言われたり、逆に仕事はそこそこにしたい、というと「じゃあ家庭を大事にしたいのね」と言われたりすると、本当に不思議なんだけど。仕事も家庭もそんなに興味ないって人もいるだろ、と思う。何でそういう人たちは見えてないんだろう。せめて自分のブログで「仕事も家庭もそこまで興味ない人もいますよー!」と訴えておく。
著者のCathie.BLACKは、月刊誌の雑誌社としては世界最大の規模であるハースト・マガジンズの社長である。女性の社会進出が日本より遥かに進んでいるアメリカでも、この地位に就いている女性はとても少ない。そんなすごい人が書いた本だから、きっと「何が何でも仕事に食らいつき、男性社会の中で出世する」ための方法が書かれているのかと思っていた。
でも、違ってた。
まずは自分の幸せが何なのか、得意なことは何なのかをよく考えること。ライフスタイルは人それぞれなのが当たり前なのであり、いつも自分が楽しくいられるバランスを自分で決め舵取りをすること。仕事以前に、大切なことを教えられた。
この本を読んでいて、社会情勢だとか、世間の価値観、周囲のプレッシャーが求める型にはまらなくてもいい、と励まされているような感じがした。
私の幸せは、文章を書くこと、本を読むこと、家族や友達と話すこと、自分が心地よいと感じるペースで生きることだ。突きつめると、「自分の時間を常に持っている」ことである。だから、仕事も家庭もいらない、という人生設計になる。生きるのにお金はいるから、仕事はするけれど。
私の人生設計を、誰かから軽蔑されても構わない。間違いなく私は、自力で幸せになれる人間なのだから。
飲み会なんて嫌いだと思っていたのに
今日は職場の懇親会(という名の飲み会)でした。せっかくなんでオシャレして行ってきたよ
そこそこお酒は飲める方で、というかかなり好きだ。アルコール度数が高いやつは苦手だけど、そこそこのお酒をじびじびと長いこと飲んでいるのが好き。
社会人になる前は、飲み会に否定的だった。お酒なんて好きな人と飲むもんだと思っていたから。強制参加とか最低だし、色々気も遣わなきゃいけないし。私は、いやいや何かをやってる最中に他人に気を遣えるほど、器用な人間じゃない。だから、行きたくなきゃ、絶対に行かないようにしようと思っていた。
でも、入社3ヶ月経った頃に「飲み会やろうぜ!」ということになった時、私は即「行く」と決めた。そして今日、ものすごく楽しかった。
何なのかなぁ。
思うに、私はかなり職場の人が好きなんですよね。仕事そのものは、ぶっちゃけて言うとそこまで好きでもないんだけど、職場の人と仕事するのが楽しいから出社してるところがある。仕事そのものも愛せたらいいんですけどね。
やっぱり上下関係はあるから、気を遣うこともあるけれど。それでも好きな人たちとなら、あまり苦にならない。
というわけで、とてもいいリフレッシュになりました。明日も仕事、がんばります。
クローゼット大掃除
今日はお休みだったので、おしゃれ修行その①「クローゼットの大掃除」をしました。
服に限ったことじゃなく、私は「物を捨てる」という行為がものすごく苦手です。
しかもやっかいなことに、汚部屋耐性があるために、ギリギリまで部屋が汚いままで過ごせてしまうんですよね。キレイ好きでまめな人になりたかった…。
しかしどこまでも汚くなっても平気、というわけでもなく、ある一定の汚さを超えると猛烈に掃除がしたくなり、一度にゴミ袋3枚分のモノを捨てるという行動に走ってしまうのです。
母に「何で毎年毎年、こんな量のゴミが出るの! いるもんも捨ててるんちゃうの?!!」と怒られ、「いらんもんばっかりだった…」と返し脱力させたこともあります(笑)
さて今回のゴミの量。
袋1枚半くらいですかね。服だけの割には結構な量ですね…。
もうね、いるものといらないものを分けてる時、めちゃくちゃ虚しくなってきましたよ。ゴミ服が多すぎて。
毛玉だらけのセーターやら、色褪せてる上に穴が空いてるズボンやら、とっくに通り過ぎた流行のアイテム(別に似合ってない)やら。何でこんなものを取っておいたのか、過去の自分が分からない…。
ですが、容赦なくバシバシと捨てたおかげで、クローゼットはかなりスッキリしました。見て見て!
それに、私の持ってる服の問題点もハッキリ分かりました。
夏服のカットソーがなさすぎる。
スカートやズボン、カーディガンなんかはかなり持ってるんですよ。カジュアルなTシャツもそこそこある。タンクトップに合わせられそうな、ざっくりしたサマーニットまである。だけど、なぜか夏物のカットソーは一着しかないんですw 買い足さなきゃ。
一体どうして、こんな不思議なワードローブになっていたんだろう…自分の服なのに謎がいっぱいです。
というわけで、私のおしゃれ修行はまだまだ続く!(といいなぁ…)
おしゃれがしたい
こんにちは。
日に日に暑くなってくる昨今、如何お過ごしでしょうか。この間、職場で頭痛とめまいと吐き気に襲われ、強制送還させられそうになりました。脱水は辛いですね。気をつけよう。
さて、私は自他ともに認める喪女喪女の喪女なのですが、実はおしゃれがしたいと思っています。
昔っからサイズに難アリで、似合う服とか可愛い服以前に「着れる服」があまりなく、高校生くらいまで「入ればいいや」と思っていました。
しかし、女子大に入ったこと、ぽっちゃりさん向けの服が供給されるようになったこと、何よりおしゃれな恩師(『プラダを着た悪魔』のミランダ編集長に似てる)との出会いで、私のファッション観が変化してきました。
まず、女子大っておしゃれな子が多いのですよね。特に入りたての子ほど服装に気合い入ってるので、自分の素の格好で大学に行くとダサくて浮くのです。これは恐怖でした。
そして、ぽっちゃりさん向けの服が出てきたこと。これはすごく大きい。可愛い服も入るやん、おしゃれするのって楽しいやん、と気づかせてくれました。
最後に、長いことおしゃれができなかったコンプレックスから「おしゃれ=見た目にこだわるなんて薄っぺらい」というイメージを持っていた私を変えてくれた、恩師のファッション。
恩師は本当におしゃれな人で、グレーのパンツスーツに赤いシャツにサングラス、みたいな格好をしてたこともあります。自分に何が似合うのか、本当に分かっているという感じの方でした。かっこよくて、憧れた。
恩師の姿を見て、「見た目にこだわらないことって、なりたい自分とか見せたい自分とか、そういう軸がないってことなんじゃないか。それって、かっこ悪くないか?」と思うようになりました。
それで、大学時代におしゃれをしてみようと思い、好きな格好を探してきましたが、最近またファッション迷子になってきたんですよね。
仕事は制服だし、休日は疲れて家で寝てるしで、自分の服を「考えなくてもいい」生活を3ヶ月以上してしまった結果、私には何が似合っているのか、どんな自分になりたいのか、分からなくなってきてしまったんです。
これじゃいかん!!
ということで、今日は久しぶりに服を買いに行ってきました。でも、やっぱり自分が何を欲しいのか、どんな服が着たいのか分からなくて、戸惑いました。
しかし、「一回家に帰って、服を整理してからまた来よう…。でも、この帽子だけ被ってみよう」と思って被った帽子が、ビビビッときたんです。
あ、これ着たい、と。
リゾートっぽい格好にも、きちんとした格好にも、カジュアルな格好にも似合いそうな、夏仕様の女優帽。今夏のファッションの軸が一瞬で決まりました。
今日は、この帽子とスカートを買いました。どっちもお気に入りです。
ファッションを勉強しようと、本も買いました。
おしゃれをするって、自分を大切にするってことでもあるんだなと思いました。着たい服を着ずに過ごすと、何か自分が腐っていく感じがする。
というわけで、おしゃれ修行、再開します。