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どこまでも歩けるはずなんだ

読書と仕事と妄想と。ゆるゆるやっていきたいです

先生とランチ

雑記 読書
大阪まで、大学でお世話になった先生とご飯を食べに行ってきた。
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何も考えず自分の好きなもんを頼んで、「うわぁ〜、これすごく美味しいですよ!」とはしゃいでたのだけど、「内定祝いに」と先生が奢ってくださった…! 
うわああ、分かってたらもうちょっと遠慮したのにいいい私のバカ!! 

前菜、メインディッシュにパン、そしてデザートを頂きながらおしゃべりしていたら、いつの間にか3時間が経っていた。コミュ障であまり長時間しゃべらないので、微かに喉が痛い。でもすごく楽しかった。

特に盛り上がったのは、『嵐が丘』についてだ。
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先生は少し前まで、講義で「6つの恋愛タイプ診断」を使って小説、マンガ、ドラマ等からタイプに当てはまる作品を探してくる、という課題をしていたらしい。
しかし、最近は小説マンガを読まない・ドラマを観ない学生が激増したため、課題ができなくなってしまったという。

で、恋愛タイプの中に「ストーカータイプ」があるというお話を聞いて
「ストーカータイプ…って言ったら『嵐が丘』がパッと浮かびますねぇ。ヒースクリフってよくよく考えたらストーカーですよね」
と言った。それでしばらく『嵐が丘』の魅力をランチしながら語り合った。

嵐が丘』の魅力。

それは、客観的に事実を追えばヒースクリフは完全に変態策士ストーカー野郎だというのに、小説のテキストを追うとなぜか「一途で情熱的な男性」に見えるという、とんでもない錯覚をしてしまう点にある。

読者の想像力を当てにせざるを得ない、という側面がある「小説」という表現形式で、どうしてこんなことができてしまうのか。翻訳もいいのだろうけれど、間違いなく作者エミリー・ブロンテは天才である。

先生によると最近はストーカー恋愛タイプの若者が増えているらしい。『嵐が丘』は今もなお舞台化される名作だが、これからさらに若者に『嵐が丘』が受ける時代が来るかもしれない。

あーーー、『嵐が丘』読みたい!!!