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どこまでも歩けるはずなんだ

読書と仕事と妄想と。ゆるゆるやっていきたいです

うつになった理由を真面目に考えてみた(前編)

夏の気配を感じる頃となりましたね、いかがお過ごしでしょうか。

私は四月に異動になったのですが、異動先でなぜか軽いパンデミックが起きており、季節の変わり目と環境の変化ストレスと何かの菌というトリプルパンチを食らいえらいことになりました。何やねんもう。

 

 

さて、私はうつの治療をかれこれ一年半ほど続けています。軽いうつが、調子よくなったり悪くなったりしながら、ずっと続いている感じです。正直、治療に終わりが見えません。生まれてからずっとうつだったような気すらしてきます。そして一生薬飲んでるんじゃないかとどこかで思っていました。

しかし、ブログを見てくれている知人が病んでる時に書いた記事を読んで心配して、飲みに誘ってくれたことから、「軽いうつでも、人から心配されるんだ」ということに気づき、うつ、本気で治したいな、と思うようになりました。

 

私が何かを変えたい時、辛い時、真っ先に手に取るものは本です。

今回読んだのは、この二冊。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち | 田中 圭一 |本 | 通販 | Amazon

自分の「うつ」を治した精神科医の方法 (KAWADE夢新書) | 宮島 賢也 |本 | 通販 | Amazon

『うつヌケ』は、かなり話題になった本なので、メンタルに関心のある方であれば聞いたことがある、もしくは読んだ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。10年もの間うつに悩んだ田中圭一さんが、うつのトンネルから抜けた(うつヌケした)ことをきっかけに、他にも「うつヌケ」した人を取材したコミックエッセイです。絵柄が手塚治虫っぽくて可愛いので、わりとダメージを食らいすぎずに読み進めることができました。

『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』は、『うつヌケ』の作者がうつトンネルから抜け出すきっかけとなった本です。親からのプレッシャーで精神科医になった筆者がうつになり、「これまで自分が行なってきた治療は、間違っていたのではないか?」と「薬を使わないうつの治療法」を模索し寛解するまでの過程と方法が描かれています。精神科で処方される薬を飲み続ける、という治療法に、少し疑問を覚えていたので、とても勉強になりました。

 

この二冊を読んで、地味に目からウロコだったのが、「うつになる理由は、自分を嫌いになるから」だということ。

前に行っていたメンタルクリニックで、「うつってね、脳の病気なんですよ実は。脳内のセロトニンっていう物質が減ることで起こるんです。だから心が弱いとかそういう精神論で解明できる病気じゃないんです」と言われ、かなり勇気づけられてから、「うつは、気分が落ち込むという状態になる脳の病気であって、心の病気じゃない。トラウマとか特にないし基本的に自分好きな私がなっても全然おかしくないし甘えなんかじゃない。薬飲んでゆっくりしたら治るはずなんだ」と信じて治療をしてきましたし、実際、一度は寛解しました。

 

でも、この二冊をじっくり、味わうように読んでから、私は今まで、本当は自分のことが嫌いなのに、信じてあげられていないのに、大嘘を突き通して来たんじゃないか? と思うようになりました。

私の口癖ってなんだっけ? 

「私なんか」

「コミュ障だし」

「頭悪いし」

「見た目にだいぶ難あるし」

「何にもできない」

自分のことを、本当に好きな人が、自分に向かってこんなこと言う訳ないだろ・・・。そのことに気付き、愕然としました。

そして、一度、自分を嫌いになった理由を真面目に考えてみることにしました。長くなるのでこの辺で一回切りますね。ではでは。