週末日記2 シリアルキラー展

2018.8.5(日)

 

中学校からの友人と、大阪のシリアルキラー展へ。

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欧米のシリアルキラーたちが遺した絵や音楽、手紙。

別に人を殺したいわけじゃないし、

シリアルキラーに憧れてるわけでもない。

なのに、シリアルキラーが遺したアートに、どうしてこんなに目を奪われるのだろう。

 

彼らは画家ではないから(中には依頼されて牢獄で絵を描いていたキラーもいるようだ)、一般的に綺麗なもの、上手なもの、というわけではない。ただ、70年代〜90年代にかけて連続殺人を行なった人物が多いからか、ヒッピー的な、妙に明るい色彩は印象的だった。

 

短くまとめられた彼らの生涯において、共通していたのは「生育環境があまりにも悪い」である。実母が家出してきたホームレス(16歳)、両親または父親が厳格で虐待を受けていた、アル中の父にうつ病の母の間に生まれ貧乏だったし愛されなかった、など……。中には性的虐待を受けていた者もいた。

 

環境がよければ、彼らは罪を犯さずに済んだのかな。

でも、ひどい環境で育った人がすべて悪人になるわけではないし。

 

シリアルキラーはどうやってシリアルキラーになったのか。

とても考えさせられた。