嗚呼愛おしきニュージェイ

 

私の理想のコンビは、第二弾が公開中の映画『ファンタスティックビースト』の

ニュートとジェイコブだ。

(シュガーラッシュオンラインとのコラボお題なのに他の映画出しちゃっていいのかと思わなくもない)

 

シリーズのあらすじはこちらをどうぞ。

filmarks.com

wwws.warnerbros.co.jp

私の筆力では簡潔にまとめるのが難しいので(書くのがめんどくさい)

未視聴の方はこちらをご参照ください。

あのハリーポッターシリーズの続編(というかスピンオフか?)ということもあって、普通に検索するとネタバレの方が多くなってしまうのでね。そういうのを気にしない人ならいいのですが。ハリポタの民は考察が好きなのです。

 

ニュートとジェイコブ。

私はもうニュージェイと呼んじゃってますが、本当にこのふたりは最高のコンビだと思う。NYでうっかりお互いの鞄が入れ替わってしまったことから、ふたりの冒険が始まるのですが、もう本当に運命的な出会いだなと思っていて。

ニュートは、魔法動物のためならどんな環境も潜り抜けるタフさと頭脳を持つ魔法動物学者なのですが、変わり者で、魔法動物以外興味がなくて、人と目を合わせて話をすることができない典型的な「コミュ障」。人との距離感がうまく掴めないタイプで、褒めてる時ですらかなり語彙が独特。

対するジェイコブは、今は冴えない工場勤務だけれどいつかパン屋を開く夢を抱いているノーマジ(マグル)。こちらは根が明るくてオープンマインド。魔法動物に噛みつかれても、「お前たちはかわいいなあ」とニコニコしながら世話をしてくれる優しさも持ち合わせている。何この圧倒的ヒロイン力(ぢから)……。

 

優秀だが変わり者の学者×笑顔が素敵なコミュ強っていう設定の時点で、ナイスコンビの波動が伝わってくるのだが、さすがJ.K.ローリング女史。劇中でのふたりの距離の縮まり方がやばい。本当にやばい。

あまり書いてしまうと、これから観ようと思っている人に悪いので、一つだけ、コミュ障の観点からして「アッ……愛じゃん……」と思ったエピソードを紹介させてほしい。

[以下ネタバレ]

一作目では、なんやかんやあって騒動は解決に向かうのだけど、
ジェイコブはノーマジだから魔法のこと、魔法動物のことを覚えていてはいけないのですね。それで上から、「オブリビエイト(忘却魔法)を」という命令が下る。

ジェイコブが自分たちを忘れてしまうなんて、と悲しみに暮れるニュートとゴールドスタイン姉妹。*1

どうせ記憶を残しておけないのなら、鞄が入れ替わって、それが解決できた時点で消してはいさよなら、だってできたはずなんですよね。でもニュートはその時点で記憶を消さなかった。どうしてだ? と問うジェイコブ。

 

「きみが好きだから」

 

ですよ、答えが。
しかもね、これ。
ニュートとジェイコブ、また出会って三日も経ってないんですよね……。

 

*1:ごめん説明してなかった、ニュートがNYで魔法動物を放ったので捕まえに来た魔法省の姉さんと心が読める妹です。この人たちもめっちゃいい