うつ病だけど冬が好き

寒くなってきましたね。

f:id:onomachi009:20181031201734j:image

今日は父から強奪、もとい譲ってもらった灰色のアウターと熊(よく虎に間違えられる)の顔がでっかくプリントされたパーカーを着て出かけました。パーカーがね、裏起毛であったかいんだよね。

170センチややぽっちゃり系の父と161センチかなりデブの私は服を割と共有できてしまう。そういうの妹とかとやりたかったな……。うちの妹は172センチ痩せ型(腕が長い)のでどうやったってムリですが。

 

寒くなると調子が悪い、という話を、メンタル病みがち仲間からよく聞きます。冬季うつ(季節性鬱)という言葉もあるくらいで、人は寒くて日光が弱いところでは心身の調子を崩してしまうのですね。太陽の光を浴びることで幸せ物質セロトニンが作られ、かつ気分だけでなく自律神経や睡眠にも良い効果があるらしいのですが、冬場はそれが減っちゃうので調子が悪くなると。

https://www.rcpsych.ac.uk/expertadvice/translations/japanese/sad.aspx?theme=mobile

福祉制度が整ってるはずの北欧諸国では実は精神疾患が多いらしいのですがそれも納得。自然がもたらす気分の変化には勝てねえわ……

 

気温の変化もあって周りの人がどんどん体調を崩していく中、私は、実は冬に向かうこの季節が結構好きだったりする。特に、朝、家を出て職場や学校に向かう時と、帰ってきてあったかい部屋でぬくぬくしている時が好きです。

朝は、鼻から空気を吸い込むと、冷たすぎてピリピリするほどではないけれど目を覚ましてくれるひんやりしたものを感じて、気分がシャキッとする。頰のあたりが少しずつ冷えて行くのも心地よい(なぜか手足は冷えない)。

疲れて帰ってきて、部屋を暖めたり布団の中に入ったりしてゆっくりすると、冷えとともに疲れも、ぼや〜っと優しく溶けていくような気がして、とても安心できる。

そんなわけで、最近は比較的調子がいいです。

 

どうして寒いのが好きなんだろう、と考えてみると、冬生まれで寒さに強い、また幼少期に過ごした寒冷地シカゴが楽しかった、などの理由があるんだろうなと思います。嫌な記憶がない。それに、セロトニンの量を減らす冬の太陽にも、弱々しさではなく優しいものを感じて、とても好き。