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どこまでも歩けるはずなんだ

読書と仕事と妄想と。ゆるゆるやっていきたいです

卒業式では泣いたことがない、けど

雑記 喪女

 もう三月も終わりですね。

 日は少しずつ伸び、桜のつぼみが膨らみ始め、自然は春に向かって進んでゆくのに、人々はお別れをする季節。あったかくて浮かれて、すごく切ないこの「春の初めの終わり」が私は好きで、でもちょっとだけ嫌いです。

 

 今は絶賛卒業シーズンだと思うのですが、卒業式で泣いたことはありますか?

 私はありません。

 小学校では「・・・長かったなあ」としか思わず、いじめられっこだった中学校では「やっと自由だ! もうここに来なくていいんだー!!」とレリゴー状態でむしろ歓喜に溢れていました。高校の卒業式で初めて卒業における「寂しい」という感覚を覚え、しかし泣くほどのことでもなくという感じ。大学の卒業式では、一週間後に迫った社会人生活が不安すぎて泣いてる場合ではなかったです。本当に会いたい人には、家が遠くても生活のリズムを合わせるのが大変でも、会いに行くから、あまり寂しさを感じないんです。

 

 だから、今までずっと、私は「お別れ」に強いんだと思ってしました。

 今日、後輩が退職するのを知るまでは。

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理不尽な世の中で私も理不尽の嵐を起こす、のを辞めたい。-「考えるマナー」感想文

読書

 世の中は理不尽だ。

 電車の中で足を踏まれてなぜかこちらが睨みつけられ、ホームではおっさんと勢いよくぶつかり一言謝ったら完全に無視されかばんを投げつけてやろうかと思い、カウンターに立てば駅前の人通りが多いところに喫煙所があるのはおかしいと絡まれる。それ図書館関係ねえよ役所にでも言ってくれ。

 ひきこもるぞこの野郎。

 と思うことが何度あっただろうか。私が社会不適合者なのか、それとも社会が不適切な何かであるのか。社会の方がおかしいのだと信じたい。足を踏んだりぶつかったりしても謝らない人とか文句を言う場所間違えてる人が多数派なんて私は信じたくない。絶対に信じないから!

 しかし、どれだけ信じられなくても、びっくりするような頭のおかしな人は一定数いて、容赦なく出会いたくもなかったのに遭ってしまって、どうにか対処するしかないのである。き、厳しいぞ社会の荒波。

 

 こんなふうな、日常のちょっとした理不尽に悩みやすい、というか意地でもこんな社会には慣れも迎合もしてやらんぞと固く決めている人にものすごく薦めたい本を読んだ。

 中公文庫『考えるマナー』である。

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 作家やエッセイストが、さまざまな場面でのマナーを「こうするべきなのでは」「こうしたいのだが羞恥心のせいでものすごく悩む」「そうかこうしたらいいのだ」と主張したり悶々としたり解決したりする、自由で愉快なコラム集である。

 読んだ人の数だけ、きっと共感するコラムは違うと思うのだが、私は穂村弘さん、三浦しをんさん、津村記久子さんのコラム共感率が高かった。井上荒野さんのコラムも、たまに「ものすごく分かる!!!」というものがあったかな。

 

 特にお気に入りなのが、穂村弘さんの「距離感のマナー」だ。

 会社員時代、コピーの順番待ちの時に首に息がかかるくらい距離を詰めてくる先輩の意図が分からなくて怖かった。逆に、近所のコンビニ女性店員はお釣りを渡す際に空中で手放し、いつも手のひらに小銭がぼとぼと落ちてくるので切なくなる。

 ほとんど無意識のうちに、私たちは距離感を計算し合わせながら生きている。自分が思う距離感と違う距離感で接してこられた時、私たちは不安になったり不快になったり恐怖したりする。すごくよく分かる。

 穂村さんはある日、病院で距離感の達人と出会う。待合室で一緒になったおばあさんが延々と身の上話をしてくるので困っていると、おばあさんが呼ばれ診察室に行く。ホッとしていると、中からこんな会話が。

「先生、今日、私、誕生日なんですよ」

「そう、おめでとう」

「90歳」

「じゃあ、お祝いに爪を切ってあげよう」

  誕生日祝いに爪切り?!

 やばいやばいやばい、全然ロマンチックなシーンじゃないのに、ときめきが止まらない。こんな人にいつか出会いたいものである。

 しかし、今日も今日とて、通勤路にも職場にもこんな人は現れない。そろそろ人生を変える時が来ているのかも知れない。そして願わくば、理不尽に理不尽で対抗するくせを辞めたいものである。

(ぶつかっても謝られなかったからってさりげなく鞄を思いっきりぶつけたり、ものすごく不愉快な客に書類を書いてもらう時に「では恐れ入りますがこちらご記入ください~」って紙にボールペン突き刺したり、ね)

 

うつでも仕事していいですか。

仕事 メンタルヘルス

絶賛うつ病闘病中である。

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つらいと言う勇気

メンタルヘルス 仕事

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余ってた抗うつ剤を飲んで、出勤した。

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とにかく仕事に行きたくない

メンタルヘルス 仕事

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 憂鬱である。

 久しぶりの更新がこんなんで悲しくてたまらないのだが、特にこれ以外訴えたいことや語りたいことがないので仕方がない。

 

 去年の春、大学を卒業した私は、契約社員として図書館で働くことになった。慣れないながら奮闘した春、なんとか慣れてきて仕事が楽しくなってきた夏の終わり頃、そして(自覚はなかったのだが)ストレスで突発性難聴を発症した冬。

 で、今。

 図書館に来る利用者との会話が苦痛で仕方なく、カウンターに立つのが怖い。

 仕事中は頭が常に混線状態みたいな感じで、聞かれたことや言われたことの意味をとっさに判断することができず、とんちんかんなことを言ってしまう。職場の人なら、「いやいや違うよ」と訂正してくれるが、利用者はたいていそんな悠長ではなく、クレームに繋がってしまうこともある。今のところ(多分)そんなに重大なことにはなっていないが、軽く嫌味を言われたことはある。余計に利用者が怖くなって、話す気が失せた。

 

 すごく憧れていてやりたかった仕事だけれど、もうムリかなあと感じている。偉そうに無理難題を言ってくる、マナーが悪すぎる等の問題利用者や、不審者、犯罪者(露出狂とか)がやってきすぎる。なぜそんな奴らへの対応で神経を削り取らないといけないのか。私は警備員に就職したんじゃない。

 不特定多数の《やばい人》が多すぎて、疲れてしまった。問題利用者に苦しめられているのは、他の職員も同じで、昼休みに愚痴を言いあって何とかしのいできたけれど、もうあかんわこれ。ネタにして笑える限度をとうに超えている。

 これ以上続けたら、私まできっとおかしくなる。

 

 一刻も早く、今まともに仕事ができる状態ではないことを説明して、病院にも行って、休職するか異動させてもらうか辞めるかして、どうにかこの状況を終わらせようと思う。私のために、そして職場の人のために。

 

 とにかく仕事に行きたくないけど、まだ診断書はもらってないけど上司に自分の状況を伝えようと決意したら、ちょっとだけ気楽になった。