どこまでも歩けるはずなんだ

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社会人になれるかな

 4月1日からとうとう社会人だ。

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 このブログでは「就活がうまくいかない」と何度か書いたが、2月の半ばに図書館司書の内定が出た(契約社員だけど)。あ、危なかった……行き先が決まらないまま卒業するかと思った。

 

「春から図書館で働くんだ」

と言うと、家族友人恩師、とにかくありとあらゆる関係の人から「おめでとう! ぴったりの仕事じゃない」と言われる。多分報告した人全員に言われたと思う。そんなにぴったりなのか。図書館司書にはずっと憧れていたので嬉しいけど。

 やりたいことができるのは本当に恵まれていると思うし、本に囲まれた環境で仕事ができるなんて本当に嬉しい。けれど、どこか「これでよかったのか」と後悔する気持ちや、「やっていけるのか」という不安で、この春休みは気分が暗くなったり緊張でそわそわする時期もあった。

 正社員に採用されなかった劣等感と、(決意したわけじゃなくて本当に単なる成り行きのくせに)夢を追いかける自分像に持ってしまう歪んだ優越感。「夢を追いかける」なんて聞こえはいいけれど、実家の親に生活を頼ってしまう情けなさ。いつ契約を切られるか分からない将来への不安。

 自分は嫌な奴で能力もないと思ってしまって、「働く」ことへの恐怖感がぬぐえなかった。だから正直に言うと、時間が過ぎるのが辛かった。

 

 そんな私は、今、やっぱり不安でいっぱいだけれど、働くのは楽しみになってきた。

 

 きっかけになった出来事が三つある。

 一つ目は、職場に必要な書類を届けに行った時のこと。元々、そこの図書館で働いていた人から「別に事前に連絡とかいらないよ」と言われていたのでアポなしで来てしまったのだが、職場の方々がとても暖かく私を迎えてくれた。一瞬で、「この人たちと働きたい」と思った。

 二つ目は、母の一言。結局、私がやりたいことをやれるのはお父さんお母さんのおかげだから感謝しているけど、情けないんだ、と零したら「使えるもんは何でも使ってやる気でいたらええやん。お母さんたちは、あんたにこんなぴったりの仕事はないって、ほんまに嬉しいんやで」と言ってくれた。

 三つ目は、今日社会人の友人に言ってもらったこと。彼女は介護職なのだが、「大変だけどやりがいはすごくある。利用者さんの体調は一日ごとに変わるから、それに合わせて何ができるかを考えて、その日一日を楽しくしてあげたい」と語っていた。いつも明るくエネルギッシュでサービス精神が旺盛。本当にすごい人だ。

「すごいなぁ……、私は、春からの仕事が不安だよ」と言うと、彼女は

「そんなことない! 本いっぱい読んでるし、採用した側だって「イブちゃんならちゃんと図書館司書になれる」って思ったから採用したんだと思うよ。だから大丈夫!!」

と元気よく励ましてくれた。

 

 ここまで読んだ下さった方はきっとお気づきだろうけど、私は気弱でグズグズとよく悩む人間だ。しかもひとりでウジウジしているのだったらまだしも、周囲に「うわーん怖いよー辛いよー」と弱音を吐きまくっている。

 それでも私を見捨てない、優しく楽しい人々に囲まれて、昨日も今日も生きています。多分明日からもそうでしょう。本当にありがとう。